診療・各部門
一般撮影
一般撮影とは,レントゲン(X線撮影)と呼ばれる検査です.主に胸部,腹部,骨や関節などの撮影があります.2022年8月より全ての撮影室にFlat Panel Detector (FPD)が導入され,従来のComputed Radiography (CR)と比べて,より高精細な画像をより短時間で得られるようになりました.
長尺撮影では,2~3回にわけて撮影した画像を自動処理でつなぎ合わせて,全脊椎や下肢全長などの提供が可能となりました.
骨密度
2022年4月に導入されたDEXA装置を用いて骨密度の撮影を行っています.当院では,腰椎部と大腿骨部の2部位を計測しており,より正確な骨密度の結果を提供しています.
オルソパントモ・歯科CT
当院では、2024年7月8日より新しく歯科X線オルソパントモ・CBCT(Cone beam CT)装置であるモリタ社製Veraview-X800を導入しました。以前からのオルソパントモ撮影に加えて、歯科・口腔外科領域におけるCT撮影が可能となりました。また、撮影したデータをもとに任意の断面を作成(再構成)、および3D表示(VR: Volume Rendering) が可能です。それにより埋没智歯、歯性上顎洞炎、顎骨嚢胞等のなどの診断で有用です.
マンモグラフィ
従来のマンモグラフィ撮影に加えて,トモシンセシスという複数断面を同時に撮影し,収集したデータを3次元的に再構成して画像を作成する技術を備えた装置を使用しています.従来のマンモグラフィーのみでは乳腺量の多い方は乳腺が重なって病変が見えづらいのですが,トモシンセシスという撮影なら乳腺と病変の区別がつきやすく,病気を早期発見することができます.1回の圧迫で従来のマンモグラフィーとトモシンセシスの撮影を同時に行えるため,患者さんの負担を軽減することができます
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