産婦人科

診療・各部門

担当医師紹介 外来診療担当表 診療実績 よくある質問

当院は地域医療機関との連携を図る、紹介制を原則としております。
このため初診の場合、緊急の場合を除き、「かかりつけ医」など地域の医療機関からの紹介状をご持参下さい。
紹介状は必ずしも専門医からの文書でなくてもかまいません。

※紹介状持参の方は、初診、再診すべて総合医療相談センター(8番窓口)へ。

産婦人科のご案内

腫瘍、周産期、生殖・不妊を中心として産婦人科のあらゆる分野の診療を行っています。

妊娠と分娩

妊婦さまとご家族には超音波外来、DVD外来、母親学級といった充分な妊婦ケアを行いつつ、安全で満足のいく分娩を経験できるよう配慮しています。2023年10月~ママノート(保健指導用パンフレット)がこちらからダウンロードできるようになりました

胎児異常の診断

当院では、超音波外来を設けておりますので、主としてここで胎児異常の有無に関するスクリーニングを行っております。
他院受診中などで、赤ちゃんに異常のある可能性などを指摘されて当院の受診をご希望になる場合は、担当の先生から、直接電話等でご連絡いただければ、できるだけ速やかに拝見できるよう配慮いたします。

生殖・不妊

子宮卵管造影や精液検査などの不妊原因の検索、薬や注射による排卵誘発、タイミング調整、人工授精までを行っています。
通院いただく患者さまに「不妊」という言葉に、あまり強くこだわっていただかないためにも特別な「不妊外来」というようなものは設けておりませんし、妊婦さんや、ほかの婦人科の患者さまと同じように受診していただけます。

女性のトータルヘルスケア

産婦人科は生命の誕生と、女性の健康に深く関与する診療科といえます。
産婦人科での診療や治療はしばしば母児、あるいは女性の今後のライフスタイルや疾病にもつながりがあり、こうした点にも配慮し女性の一生に寄り添った医療を提供します。
腫瘍、周産期、生殖・不妊を中心として産婦人科のあらゆる分野の診療を行っています。

婦人科良性腫瘍・悪性腫瘍

婦人科腫瘍には、主として子宮頚癌(子宮癌)、子宮体癌(内膜癌)、卵巣腫瘍、子宮筋腫などがあります。
特に、子宮頚癌、子宮体癌(内膜癌)や悪性の疑われる卵巣腫瘍については、できるだけ迅速に必要な検査を行い、必要な手術を行うことを心がけています。

当院の特徴

1人1人の妊婦さま、ご家族と向き合い、細やかな対応を行っております。

助産師による保健指導

医師による診察のあと病棟助産師による保健指導も適宜行っており、妊産婦さまやご家族からの質問にお答えするなど細やかな対応を行っております。妊娠初期から産後までの生活上の注意点や分娩の準備などをお話しています。時期としては12週頃・20週頃・28週頃・34週頃、産後2週間と産後1ヶ月健診ですが、それ以外でも何か相談したいことなどある場合にはお気軽にお立ち寄りください。

院内ビュッフェ・食事(現在はコロナ禍のため休止中)

病院のホスピタリティの向上として、栄養管理室に出来ることのひとつはやはり食事を通して喜んでいただくことです。
日々の調理も重要な業務で、安全でおいしい食事を提供することに力を注いでおりますが、入院中の憩い・リフレッシュの場を設けたいという思いから、高級産婦人科病院のようにまではいきませんがビュッフェの企画をたちあげました。
食器を買いに行ったり、テーブルクロスを作ったり、食事の時間帯の案内の方法を 5 階西病棟の師長さんはじめスタッフに相談し、皆さまの御協力を頂いてビュッフェを開催出来たことをうれしく思います。

母乳外来

産後、トラブルなく母乳を出し続けるためには、乳房のケアが欠かせません。分娩後の授乳に関する相談をお受けし、あなたに最適のお手当を助産師がアドバイスいたします。たとえば、下記のような場合にご相談ください。
●母乳をもっと出したい ●マッサージの方法を知りたい ●乳首が痛い・乳首に傷がある
●おっぱいにしこりや赤みがある ●赤ちゃんがうまく乳首を吸ってくれない ●そろそろおっぱいを卒業したい
助産師による乳房の診察、乳房マッサージ、搾乳方法の指導、赤ちゃんの体重測定などが診察内容となっております。

超音波にこだわっています

当院産婦人科では、妊娠の初診において子宮頚癌の検診を行っています。また、希望される方に対して超音波外来として妊娠20週頃において胎児異常の超音波スクリーニングを行っています。まだ妊娠の比較的早期であるこの時期に、残念ながらすべての胎児異常・奇形を発見することはできませんが、出生後に大きな問題を残すような大きな胎児異常は、かなり発見することができます。妊娠22週未満のこの時期に、超音波によるスクリーニングを行うことによって、妊娠の継続・出産がより安心して進められていただければと考えております。超音波外来では、胎児の異常の有無を診ると共に経膣超音波による切迫流早産徴候の有無、前置胎盤の有無などのチェック、また乳腺や下肢深部静脈の超音波スクリーニングも行っています。胎児のみ、あるいは乳腺のみなどのご希望も可能です。月・水・金の午後に行います。料金は再診料を含め6,700円(税込み)です。ご希望の方は、産科外来にて助産師または担当医にお申し出ください。

医師インタビュー