診療・各部門
JCHO東京山手メディカルセンター整形外科での初期研修
当院整形外科では膝関節、脊椎疾患、骨軟部腫瘍、スポーツ整形外科を専門に扱っています。また骨折、救急医療、地域医療にも力を入れています。
東京山手メディカルセンター初期研修プログラムでは整形外科は一年次に2週間、二年次に1~3か月程度選択することができます。
人口の高齢化に伴い整形外科手術患者の年齢も益々高齢化しており、整形外科医にも全身管理のスキルがさらに必要となってきています。このためには基礎となる内科学の研修は必要不可欠と考えます。幸い当院のプログラムでは内科の研修期間が長いことが特徴の一つであり、そのほか麻酔科、外科、救急なども十分な研修期間があり、整形外科を目指す研修医にとっても理想的なプログラムと考えられます。
初期研修後の進路
当院整形外科は東京大学整形外科専門研修プログラムに属しており、東大整形と人的交流をしております。
当院初期研修プログラム卒業後の進路 (整形外科)
東京大学整形外科 4名
帝京大学整形外科 1名
医学生整形外科 病院見学
病院見学
当院の病院見学は春・夏の休みの期間に限られますが、見学に来て頂いた学生さんには外来、手術の見学の合間に初期研修・専門医プログラムなど今後のキャリアーについての相談にも応じています。
2021年は12月に病院見学を行います。
病院見学申し込みページへ
レジナビフェア
当院はレジナビフェアオンライン東日本Weekに出展しました。
9月30日にレジナビ動画を出展してありますので見逃した方はご視聴下さい。
研修体験記1
平成30年4月から初期研修をさせていただいたMと申します。当院の見学も整形外科、後期研修の入局先も整形外科の私ですが、初期研修を山手メディカルセンターで受けられた幸運に今も強く感謝しています。
当院の初期研修は、内科のローテーションが12か月と長く、また内容も充実しているのが特長だと思います。3か月間ずつ同じ科の研修を行うため、患者さんの治療に担当医として深く関わります。当然、わからないことも多く未熟さ故の不安もありましたが、そのような時は、上級医だけでなく、他科の先生方、看護師の方はじめ周囲の多くの方々に助けられました。初期研修医を一人の医師として迎え、しかも温かく育ててくれる空気があるのも、当院の良いところだと思います。
今、私はひよっ子の整形外科医としての毎日を過ごしています。骨折で手術が必要となる患者さんの多くは高齢者です。高齢者は内科の持病を持っている方が多く、術前術後の管理には内科的知識が必要となっています。外科系に進むからこそ、初期研修では内科疾患をしっかり学ぶ事が大切だったと実感しています。
将来の進路として内科系を考えてる方、外科系を考えてる方、まだ未定の方、皆様に当院での初期研修をお勧めします。是非、一度見学に来て、見て、温かい当院を知ってください。
研修体験記2
平成27年4月から初期研修医として入職したN申します。私は学生時代に当院を見学で来て病院のアットホームな雰囲気と先生方の熱心な診療姿勢に感銘を受け、当院での研修を希望しマッチングを受けました。
当院のマッチング試験はペーパー試験が重視されます。ペーパー試験の出来は冷や汗ものでしたが、面接で挽回できたのか、なんとか合格できました。
4月1日の入職時には初めてでとても緊張しましたが、8人の同期と切磋琢磨し、有意義で楽しい2年間を送ることができました。当院での研修は内科のローテーションが1年と長く設けてあります。私は外科系を志していたため、研修医の期間は内科疾患を学びたいと思っておりました。この2年間で多くの内科症例を経験し、今後仕事をしていく上で大きな糧となりました。
当院での研修は5ヶ月間の選択期間があり、私は外科系を中心にローテートしました。その中で一番心を惹かれたのは整形外科でした。整形外科は子供から高齢者、日常生活者からアスリートと患者層はとても幅広いです。当院ではスポーツ外傷の症例数も豊富であり、スポーツ整形の魅力に惹かれ母校の整形外科に入局することを決めました。
当院での研修は、選択肢が広いという点で魅力的である上に、医師の基本である内科を学べるという点で、内科以外を志す研修医にも最適な病院だと思います。研修病院を悩んでいる医学生の皆様はぜひ一度見学にいらしてください。