診療・各部門
当院は地域医療機関との連携を図る、紹介制を原則としております。
このため初診の場合、緊急の場合を除き、「かかりつけ医」など地域の医療機関からの紹介状をご持参下さい。
紹介状は必ずしも専門医からの文書でなくてもかまいません。
※紹介状持参の方は、初診、再診すべて総合医療相談センター(8番窓口)へ。
脳神経外科・脳卒中科のご案内
当院脳神経外科の特徴
- 2013 年から脳⾎管内治療専⾨医と連携して「脳神経外科・脳卒中科」の新体制で対応しています。地域中核病院として、特に緊急性を要する脳⾎管障害患者に⾼⽔準、均質、効率的な医療を提供することを⽬標にしています。
- 脳卒中などに対しては、早期離床のうえに急性期リハビリテーションの提供、必要度に応じた最適な回復期リハビリ病院への転院、在宅医療や社会復帰を視野に⼊れ、地域連携パスなどを利⽤して切れ⽬のない円滑な医療を⽬指しています。
- 頭蓋内腫瘍に対しては、他の医療機関と連携して開頭⼿術のみならず脳⾎管内治療、定位放射線治療(γナイフ、ライナック・サイバーナイフ)、神経内視鏡⽀援⼿術などを視野に⼊れた集学的治療を⾏っています。
- 社会の⾼齢化に伴い、認知症を有する⾼齢者の脳疾患も多く、特に特発性正常圧⽔頭症iNPHや慢性硬膜下⾎腫の⼿術的対応を⾏っています。
また無症候性脳⾎管病変、無症候性脳腫瘍などに対しても年齢や⽣活背景を考慮した適切な疾患管理、指導に努めています。 - 多職種スタッフ合同の定期カンファランスにより最適な医療提供に努めています。
(医師、看護師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、栄養⼠) - 地域開業の先⽣との連携による在宅医療を推進しています。近隣急性期病院と協⼒しながら、世話⼈としての活動として
○ 新宿神経疾患研究会 2005年に新宿区医師会の在宅医療計画研究会から発展させた形で始まり、2019年で既に16 回開催しています。
○ 新宿区脳卒中医療連携の会 新宿区脳卒中当番の運⽤状況やtPA、⾎管内治療状況の検証を⾏いながら、脳卒中の地域蒙啓蒙活動「新宿脳卒中フォーラム」を推進しています。 - 治療のみならず脳卒中予防活動を実践しています。
1994〜2008年12⽉まで脳ドックを実施(のべ7,777 名)し、脳卒中のハイリスク者の無症候性脳⾎管障害や無症候性頭蓋内腫瘍に対して、治療のみならず、適切な疾患管理(⽣活栄養指導、定期的検査など)を⾏っています。
尚、2009年からは原則的に⼈間ドックのオプション脳検査MRI で発⾒された要治療、要経過観察症例に対応しています。
(のべ15,935名、2021年2⽉現在)
注)脳神経内科外来について
● 当院では、⾮常勤医師により院内診療科の紹介による完全予約制の下に、⽉曜午前、⽔曜⽇午後、⾦曜⽇午後の指定時間に、脳神経外科外来ブースで外来診療をしています。(内科外来ではありません)
● 原則的に⼀般外来には対応しておりませんが、特に診療ご希望の場合は、前もって「総合医療相談センター」にご相談下さい