研修内容(消化器内科)

【研修期間】必修3ヶ月。その他、選択期間でのローテ可(2週間~))

 

【研修場所】病棟、内視鏡センター

【研修目標】経験すべき症候、疾病・病態のうち、消化器疾患を経験し、臨床推論、適切な初期対応が出来る。

  • 上級医の指導のもと中心静脈ラインの挿入、腹水穿刺等の手技を習得する。
  • 治療内視鏡の助手を経験する。
  • 【研修内容】主に病棟にて担当患者の診察を行い、検査・治療の計画を立て実践する。

    【経験すべき診察法・検査・手技】

  • 全身の観察、腹部の診察(直腸診を含む)ができる。
  • 内視鏡検査の適応が判断でき、結果の解釈ができる。
  • 単純X線検査、CT検査の適応が判断でき、結果の解釈ができる。
  • 【経験すべき症状・病態・疾患】
    急性腹症、急性消化管出血、食道・胃・十二指腸疾患(食道静脈瘤、食道癌、胃癌、消化性潰瘍)、小腸・大腸疾患(イレウス、急性虫垂炎、憩室炎、大腸癌)、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、胆道疾患(胆石、胆嚢炎、胆管炎、胆道癌)、肝疾患(急性・慢性肝炎、肝硬変、肝癌、アルコール性肝障害、薬物性肝障害)、膵臓疾患(急性・慢性膵炎、膵癌)

    【経験すべき必須項目】
    CPC参加は必須とする。

    【研修の評価】
    研修期間を通じて、知識・技能・態度について観察評価を行う。経験の確認はカンファレンスで確認する。経験症例はEPOCに登録、診療部長、指導医、看護部、コメディカルによる多職種評価を行う。

    【その他】経験した症例について院内カンファレンス、内科学会での発表を行う。 。

    【週間予定】

     
    8時半~9時 肛門科カンファ IBDカンファ
    9時~13時 病棟 病棟 病棟 病棟 病棟
    13時~17時15分 病棟 病棟 病棟 治療内視鏡 病棟
    17時~17時30分 消化器カンファ 外科カンファ

    【超過勤務】
    指導医の判断で、命令業務として行う場合がある。勤務終了後速やかに勤務簿に記載、翌日までには診療部長が確認捺印する。

    【有給休暇】
    少なくとも1日の有給休暇取得を計画する。