【放射線科研修計画】

【研修期間】 2年目、2週間~4週間

【研修場所】 病院地下一階。

【研修目標】

・CT、MRIなどの画像を読影し、レポートを作成できるように研修する。

・画像診断の適応や方法を理解する。

・IVRの適応や方法を理解し、手技に参加する。

【経験できる疾患】

各診療科における画像診断を行うため、画像診断の対象となる多数の疾患を経験できる。例えば、呼吸器、消化器、心血管系、神経、骨軟部、泌尿器科、婦人科系疾患など。

IVRでは、主に、肝細胞癌、消化管出血、喀血、不正性器出血、体幹部膿瘍などを経験できる。

【経験できる手技】

・CT、MRIでの存在診断、鑑別診断、経過観察、治療効果判定などを読影、造影手技を習得。

・IVRでは、各科との連携のもと様々な疾患に対する低侵襲な治療、手技に取り組んでいる。

肝細胞癌に対するTACE、消化管出血に対するTAE、喀血に対するBAE、不正性器出血に対するUAE、CVポート留置術、CTガイド下生検、CTガイド下ドレナージ、肺VATS前マーキングなど。

・希望に応じて、消化管造影(胃透視、大腸注腸検査)を施行し、読影する。

・RI、単純X線、超音波、マンモグラフィーは、随時、指導医と読影する。

【経験すべき必須項目】

毎月開催されるCPC、病理・婦人科カンファ、病理・外科カンファ参加は必須とする。

【研修の評価】 経験の確認は毎日夕方に行う振り返りで確認する。経験症例はEPOCに登録、診療部長、指導医、看護部、コメディカルによる多職種評価を行う。

【その他】 必須ではないが、緊急IVRでは呼び出しがある場合があります。

【週間予定】 8時半〜17時15分、放射線科読影室、各種検査室にて研修を行う。

 
8時半~9時ミーティング
9時~13時初回のみオリエンテーションCT検査、読影
13時~17時15分読影+IVR
  • 患者の受診状況により交代で昼休憩(60分)
  • 病診連携関連の研修などに最低1回は出席。

【超過勤務

救急科の午後の責任医の判断で、命令業務として行う場合がある。勤務終了後速やかに勤務簿に記載、翌日までには診療部長が確認捺印する。

【有給休暇】

2年目は必修2週間のため、希望時に検討することとする。

【当院以外での放射線科研修】

なし