【後期研修プログラム】総合内科認定医・専門医、総合診療(家庭医療)専門医:旧制度

2017年8月21日改定
2016年8月15日改定
2016年6月10日改定
2015年1月15日作成

【メッセージ:2018年度から後期研修を始める人達へ】
2018年度から新制度下での専門研修が開始となり、今は研修制度の過渡期にあります。新制度は2016年以降に医師免許を取得した医師が対象となり、それ以前に医師免許を取得した医師は従来通りの研修(旧制度)対象となります。本プログラムは、旧制度適用の医師を対象に、後期研修1年終了後に内科認定医取得、また家庭医療専門医取得のための研修を行いつつ、内科専門医や各臓器別専門領域専門医取得につなげられる、選択性を多く取り入れた柔軟なプログラムとしています。

【研修内容・後期研修の基本プログラム】

1年目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
専門研修Ⅱ(以下、研修Ⅱとする):
総合内科、地域診療・救急部門
救急科
連携施設にて
内科
2年目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
研修Ⅱ:総合内科、
地域診療・救急部門
小児科 専門研修Ⅰ-①
連携施設にて
内科
3年目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
研修Ⅱ:総合内科、
地域診療・救急部門
専門研修Ⅰ-②
連携施設にて
領域別研修(その他) 内科

・家庭医療専門医を目指す場合、小児科3か月以上、救急科3ヶ月以上、地域医療(専門研修Ⅰ)6か月以上、総合内科(専門研修Ⅱ)12か月以上、計3年間の研修が必須です。
・内科は、血液・呼吸器・循環器・消化器・腎臓・糖尿病内分泌から選択します。
・専門研修Ⅰは、新宿区の地域診療所:「新宿ヒロクリニック」他、で研修を行います。
・領域別研修(その他)では、消化器外科、整形外科・脊椎脊髄外科、大腸肛門科、脳神経外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、
皮膚科、眼科から選択しますが、内科選択も可能です。
・総合内科・内科研修期間中は、週1回の初診外来と救急外来研修、月3回程度の当直があります。
・その他、週1回(半日)、超音波検査や内視鏡検査の技術習得研修、良くある症候と疾患の初期対応の習得を目的とした
各科外来研修などを行う「スキルアップ選択枠」も希望に応じて研修可能です。
・総合内科認定医・専門医コースは、小児科・地域医療(専門研修Ⅰ)は必修ではありませんので、内科研修・領域別研修(その他)に
変更することも可能です。研修期間も1~3年と、年単位での研修申し込みを受け付けています。

・専門領域別後期研修医募集(呼吸器内科、血液内科、消化器内科、腎臓・透析内科)も別に受け付けていますので、
一貫した専門領域研修を希望の場合は、各科募集要項も参照下さい。

【週間スケジュールの1例】呼吸器内科ローテーション中

 
午前 病棟 病棟 初診外来 病棟、呼吸器カンファレンス、ICT(感染制御)ラウンド 病棟
午後 病棟院長回診 救急当番 病棟 超音波検査(スキルアップ選択枠) 気管支鏡検査
夕方 呼吸器カンファレンス(16時半~) 総合内科CC(18時~) 呼吸器研究会(月1回) 抄読会(月1回)  

その他、都内で開催される呼吸器・感染症関連研究会に出席も可能です(月1~2回)。