【病理診断科研修計画】

更新日:2025/06/19

【研修期間】 選択期間でのローテ可(2年目の研修より2週間~)

【研修場所】 病理診断科 病理解剖室

【研修目標】

  • 病理標本作製の流れを理解する。
  • 光学顕微鏡の使用に慣れ、病理診断書に記載された病理所見を理解する。
  • 特殊染色、免疫染色の病理診断における必要性を理解する。
  • 術中迅速診断の目的と方法を理解する。
  • 病理解剖に立ち会い、標本作製、診断までの流れを理解する。

【研修内容】

病理診断科および病理解剖室にて病理診断の一連の流れを理解し、病理検体または病理解剖症例の診断を可能な限り体験する。

病理標本の作製については、検体切り出しと肉眼所見の採り方を見学し、実際のプレパラート標本作製実習を行う。

【経験すべき必須項目】

CPCおよび臨床各科とのカンファレンス参加は原則参加とする。

  • 感染対策:安全キャビネットを用いた生検体処理の方法と必要性を理解する。

     病理解剖時の感染予防について理解する。

     

【研修の評価】 経験の確認は面談で確認する。診断経験症例(解剖症例など)についてレポート提出が可能な場合は評価の参考とする。

【週間予定】

基本的には、午前中は検体の切り出し、午後は診断業務中心。診断業務中には臨床からの問い合わせ対応、病理医同士の診断についての話合いが随時あり。

迅速診断、病理解剖は随時あり。

「婦人科放射線科カンファレンス」「外科カンファレンス」「呼吸器カンファレンス」あり。

 
8時半~12時切り出し切り出し切り出し切り出し切り出し
13時~16時診断業務診断業務診断業務診断業務診断業務
16時~17時15分診断業務第2火曜 婦人科放射線科カンファ 第4火曜 外科カンファ隔週  呼吸器カンファ(17時~) 診断業務
  • 昼休憩は迅速診断などの時間帯を避けてとる。
  • 火曜夕方(隔月不定期)のCPC出席。

【超過勤務】

指導医の判断で、命令業務として行う場合がある。勤務終了後速やかに勤務簿に記載、翌日までには診療部長が確認捺印する。

【有給休暇】

研修前に希望に応じて有給休暇取得可。