更新日:2025/06/19
【研修期間】 必修:1年目2週間 (脳外科と救急外傷学を学ぶ)
選択:1年目 2週間(外科系選択枠):2年目2週間以上
【研修場所】 外来、救急外来および病棟、手術室、リハビリテーション室
【研修目標】 経験すべき症候の中で外傷、骨折、腰・背部痛、関節痛、運動麻痺・筋力低下を経験し、臨床推論、適切な初期対応が出来るようになること。
【研修内容】
- 1年目:外来、救急外来において主に救急患者に対し問診、身体的所見、画像診断、その他検査により適切な診断、初期治療ができるようにする。
保存治療、手術治療、リハビリテーションを指導医とともに経験し、治療の一連の流れを学ぶ。
- 2年目:数名の受け持ち患者を指導医とともに持ち、入院患者に長期的に接することにより、患者の精神的、社会的問題点に対応することを学ぶ。
できるだけ多種類の手術に入り、手術治療の考え方、基本手技を学ぶ。
外来患者の診断を確実にし、治療方針を決められるようにする。
【経験すべき必須項目】
- 症例カンファレンスに参加し、疾病の知識を増やし、治療方針を学ぶ。
- 他職種カンファレンスに参加し、患者の社会的問題、退院支援などを学ぶ。
【研修の評価】 経験の確認は毎日の指導医とのミニカンファレンスで確認する。経験症例はEPOCに登録、診療部長、指導医、看護部、コメディカルによる多職種評価を行う。
【その他】 2年生で1か月以上選択した場合は、最後に症例のまとめをプレゼンテーションする。
【週間予定】 月曜 午前・午後 手術・外来 14時~症例カンファ
火曜 8時30分~ 病棟回診
午前・午後 手術・外来
第三火曜15時より膝教室
水曜 8時~ 整形・脊椎カンファ
8時30分~ 他職種カンファ・病棟処置
午前・午後 手術・外来
木曜 午前・午後 手術・外来
金曜 午前・午後 手術・外来
研修医は部長の指示のもと外来、手術、救急、病棟での研修を上級医とともに行う。
毎日17時より指導医とミニカンファを行い、診療上の疑問点などを洗い出す。
- 患者の受診状況により交代で昼休憩(45分)
【超過勤務】
指導医の判断で、命令業務として行う場合がある。勤務終了後速やかに勤務簿に記載、翌日までには診療部長が確認捺印する。
【有給休暇】
適宜相談のうえ有給休暇を認める。