研修内容(循環器内科)

研修目標
一般臨床医として必要な循環器疾患の知識・基本的手技の修得。
将来、循環器専門医を目指す者には循環器専門医としての基礎研修。

診療・研修体制
部長1名、医長2名、医員8名
上記スタッフとともに研修医は10人前後の患者を受け持つ。
カンファレンスは週2回(木曜、金曜夕)にあり、各症例について具体的な検討を行うが、それ以外にも毎朝のICU回診や病棟でも指導医よりアドバイスが受けられる。

主要疾患と研修内容
対象疾患は、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、心不全、弁膜症、不整脈、心筋症、大動脈瘤等の一般的な循環器疾患のみならず、高齢化社会を反映して、他の臓器疾患を合併した患者も総合的に診療していく。
上記疾患を研修終了までに複数名ずつ受け持ち、指導医の下で各疾患の基本的病態、診断のアプローチ(必要な検査)、治療方針の立て方を修得する。
検査としては、心電図判読の基礎的知識の取得はもちろん、トレッドミル運動負荷検査、ホルター心電図、心エコー、心臓核医学検査などの見学、指導医の下での施行、結果の解釈を行う。さらに心臓カテーテル検査、恒久的ペースメーカー植え込み手術にも参加する。
また当院の循環器内科の特徴として、集中治療室にて急性心筋梗塞、急性心不全などの重症患者の治療、管理も行う。この過程で気管内挿管など緊急蘇生に必要な知識と手技を習得する。
また血行動態把握に必要なスワンガンツカテーテルや中心静脈ラインの挿入、管理を行い、カテコラミンをはじめとする薬物療法についても習得する。最終的には循環器疾患のの急性期初期治療が行えることを目標とする。

研修の実際
朝は8時30分のICU回診から始まる。短時間ではあるがここで新入院の報告や問題となる患者に関しディスカッションを行う。受持ち患者に関して訊きたいことがあったらここで気軽に訊ける。
またその日のカテーテルや経食道エコーなど大きい検査に関して予定が報告される。心臓カテーテル検査は毎日行っており、緊急の場合にも即対応可能となっている。通常午前中は病棟で患者を見て指示を出したり、処置をしたりする。
木曜日と金曜日の夕方18時より全症例の検討を行うカンファレンスがあり、このとき受持ち患者の紹介と今後の方針のプレゼンテーションを行う。心電図の判読実習や循環器疾患に関する講義も予定している。