病院長挨拶
病院紹介
外来のご案内
外来診療担当医 休診のご案内 f1loor_map_1F (2)
入院のご案内
お見舞いの方へ
診療科のご案内
交通のご案内
お問い合わせ先
医学情報ご案内
調達情報
バリアフリー情報
情報公開
外部通報相談窓口
クオリティーインディケーター
診療実績・臨床指標
患者さんの権利
マイナンバーカードによる保険証利用について
個人情報保護方針
「研究・学会等への症例使用」に関する包括同意について
医療安全管理指針
病院へのご寄附のお申し入れについて
SNS運営ポリシー 看護専門学校 看護部 当院を受診希望の外国人の方へ

苦痛の少ない気管支鏡検査

苦痛の少ない気管支鏡検査

【苦痛の少ない気管支鏡検査】
 気管支鏡検査を受けたがとても苦しかった、二度とやりたくない、いや、気管支鏡検査は苦しいのが当たり前、耐えるしかない・・・そんな話をよく聞きます。

 確かに、水が一滴入ってもむせて苦しい気管支、そこに細めとは言え、直径6mmの内視鏡という異物が10~20分近く入って動き回る、考えただけで苦しそう、仕方ないのか・・・

 決してそうではありません。

 当院では早くから独自の工夫を凝らして、苦痛の少ない気管支鏡検査を実践、検査を受けた方の大部分からは、ほとんど苦しくなかった、一部の方からは、やや苦しかったけれど胃の内視鏡並みだった、と言って頂いています。
 熟練したスタッフを中心に、幾つかの工夫を重ね、それを達成しています。

 過度の緊張が過敏な反射をもたらしますので、検査が始まる直前によく説明をし、苦しければ手で合図して下さい、対応しますから、とお約束します。

 検査中、咳止めとして局所麻酔を追加して行きますが、人により咳反射の強さに差がありますので、反射の強い方には操作を強行せず、麻酔効果が現れるまでじっくりと待ちます。この間、何度も声をお掛けし、苦しくないかどうかをお尋ねし、苦しい場合は一旦内視鏡を抜くこともあります(最終的には必ず最後まで出来ます)。
 内視鏡操作は優しく、かつ的確に、を心がけ、無駄なく短時間で、を心がけています。
 
 それでも咳反射が強い場合、予め用意した点滴ラインから少量の鎮静剤を静脈注射で入れます。これで緊張がとれると急に楽になる方が多いのです。
 この鎮静剤の使用は、最近の呼吸器内視鏡学会の手引き書(2010年6月改訂第2版)にも記載されるようになりましたが、まだ実践している施設は少ないようです。

 なお、1度目の気管支鏡検査で期待した結果が出ない場合、当院では同じ検査を繰り返すことは少なく、がんなどが疑われる場合は放射線科に相談して、針生検と言う次の手段に移行することが大部分です。
PageTop