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呼吸器内科

担当医師紹介 外来診療担当表 診療実績 登録医一覧
患者さんへのお知らせとお願い

*当院、呼吸器内科を初めて受診される患者さんへ

当院は地域医療機関との連携を図る、紹介制を原則としております。
このため初診の場合、緊急の場合を除き、「かかりつけ医」など地域の医療機関からの紹介状をご持参下さい。
紹介状は必ずしも専門医からの文書でなくてもかまいません。

※紹介状持参の方は、初診、再診すべて総合医療相談センター(8番窓口)へ。

2017年4月以降、呼吸器内科外来の医師担当曜日の変更等のご案内

2017年4月から呼吸器内科医師の外来担当日が一部変更となります。
徳田医師(元常勤顧問)外来は月曜日午前、金曜日午前となります。
笠井医師外来は火曜日午前に変更となります。

*2018年7月1日より徳田医師の外来は予約制となります。
受診をご希望の方は、代表番号より内科外来へご連絡ください。
受診の際は紹介状をお持ちください。紹介状をお持ちになれない場合はご相談ください。
【予約受付時間 14:00~17:00】

当院呼吸器内科の特色

呼吸器の病気は種類が多く、比較的短期間のお付き合いで済む病気(肺炎、喘息発作など)から、長いお付き合いになる病気(肺癌、間質性肺炎、難治性感染症など)までさまざまです。
私達はこれらどの病気に対しても、今の日本で可能な最高水準の医療を提供しようと、日夜,診療,研鑽に励んでいます。
幸いにその姿勢と実績をご評価頂き、常時40~45人前後の方が入院しておられます。その一人一人にどうしたら御期待に応えて良い医療を提供できるか、スタッフ一同常に考え努力しています。

徳田非常勤医師(元常勤顧問)は、米国ベストドクターズ社(Best Doctors,Inc.:本社・ボストン)から、専門医同士の評価によって選ばれる『Best Doctors in Japan2016-2017』に、選ばれました。2008年から9年連続でベストドクター呼吸器内科の一人として選ばれ続けています。

当科の医療方針

1)最高水準の医療
特に難治性疾患(肺癌や間質性肺炎)については、国内最高水準の医療を提供するのが当科の義務と考えています。肺癌についても当院は呼吸器外科、放射線科とも常勤医がおり、最高レベルの医療が提供できる体制です。(なお、当院の放射線治療装置は、現在保守上の問題で運用を中止しています。再開できるようになり次第、本HPでお知らせします。)ごく一部の先端医療技術が例外ですが、その場合はそれらの医療を行っている大学病院等と連携体制があります。

2)迅速な診断
重い病気については特に速やかな診断が求められます。当院は、内視鏡、CT、MRIなどの各種画像検査などは、混みあう時期でも融通が利きます(中規模病院の利点です)ので、病状に合った迅速さで検査が完了します。よく大学病院等で検査まで2~3週間待ち、などという話を聞きますが、その間に病気はどんどん進行してしまいます。私達は病状が待てない方の場合、柔軟に対応し、1週間以内の検査を実践しています。また急いでの入院が必要な場合は、通常即日~一両日以内の入院が可能です。これも中規模病院ならではの機動性 によるものです。

3)患者さんの目線に立った医療
患者さんの目線に立った医療:もし自分だったら、あるいは自分の家族だったらどうしてほしいだろう、をいつも思い起こし診療に当たっています。

4)一丸となったチーム医療
週2回、全入院患者さんについてのカンファレンス(内1回は呼吸器外科、放射線科と合同)、更に週1回の回診を行い、緊密なチームワークで診療しています。

主要疾患と治療法

1)間質性肺炎
【間質性肺炎とは】
間質性肺炎は、呼吸器の世界では一番重要な病気の一つです。これは単一の病気ではなく、何種類もの病気の総称です。

間質性肺炎は病気の進み方で 二つに分けられます。日,週の単位で悪くなる急性間質性肺炎と,月,あるいは年の単位でじわじわ進行する慢性間質性肺炎です。

急性のものとしては,最近多いのが,手入れの不十分な加湿器で内部に繁殖するカビが原因の加湿器肺です。また様々な薬、例えば不整脈の薬、漢方薬などの薬の副作用でおこる薬剤性肺炎も昔から変わらない頻度であります。また,特発性器質化肺炎という病気も頻度,重篤度から言って重要です。

慢性のものとしては,かつては特発性間質性肺炎(いくつかの病気の総称です,その中では特発性肺線維症が有名です)が多かったのですが,最近はきちんと調べると原因のわかるタイプが増えて来ました。慢性過敏性肺炎と言って,羽毛布団、ダウンジャケット,飼育中の鳥、など羽毛の成分のアレルギーで起こるものが今一番の注目です。その他に住居内のカビ(湿気の多い部屋にはびこるカビや,エアコンの内部に繁殖するカビ)で起こるものもしばしば見られます。それ以外では,関節リウマチ,強皮症,皮膚筋炎などの膠原病をお持ちの方に起こる膠原病性間質性肺炎もますます重要な病気となって来ています。
これらは病気毎に,治療法(薬の種類,量,期間),生活上の注意などが異なりますので,このどれであるかの鑑別過程が非常に重要で,専門医の腕の見せ所です。

【間質性肺炎の診断と治療】
間質性肺炎の治療は,これら様々なタイプのうちのどのタイプであるかを診断することから始まります。症状に苦しんでおられる方の場合,通常1週~2週間の入院をお願いしています。検査はその方の体力やご希望を伺いながら組み立てて行きます。

一番頻度の多い慢性過敏性肺炎では,先ず入院して頂き、くわしく家庭や職場などの環境をお伺いしつつ、検査をいたします。必要な場合は点滴治療で炎症を鎮めますが,その一方,自宅の環境整備と言って,原因と目されるものを徹底的にお住まいの空間から除去して頂くことが重要です。そうするとその後の経過が穏やかで,長期間進行を抑えることも可能です。少量の免疫抑制剤(ステロイドやタクロリムス)を使うことも良くあります。ステロイドは長期使うと副作用が多いので,極力最小限にしています。

特発性肺線維症は進行そのものを抑えることはなかなか難しく,線維化を抑える抗線維化薬が処方されます。この薬は進行を遅らせることしか出来ませんので,適応をよく見定めてから処方いたします。この薬は消化器系の副作用も多いのでその対策も工夫しております。中には辛い咳で苦しまれる方もおられます。私たちは,特発性肺線維症であっても咳を抑えることは多くの場合で可能と考え,実践しています。

膠原病関連の間質性肺炎は,永年提携してきた東京女子医科大学リウマチ膠原病内科との共同作業を経て,現在は当院の膠原病内科の専門医師(3名)と相談しつつ,膠原病の治療と間質性肺炎の治療とを入院,外来で同時に併診しつつ進めてゆきます。徳田医師はこの病気のことで何度も学会で講演,シンポジストを務めてきた,日本の第一人者です。

【外来での継続治療】
外来での治療は,多くの方で一定期間免疫を抑える治療が必要ですが、それら薬剤の副作用を考え、画一的ではなく、その方に適した治療(量、投与期間)を常に考え調整して行きます。
間質性肺炎は,治療が長期におよび、また一旦良くなってもその後の再発がありえます。当院では診察の度にきめ細かく状態をチェックしつつ治療を考えており、その結果再発で不慮の転帰をとる方の数を最小限に抑えております。

2.気管支拡張症

気管支拡張症は,一時減少しあまり注目されなくなった病気ですが,最近わが国だけでなく欧米でも,一転増加の一途を辿っています。原因がはっきりしない特発性気管支拡張症が半分以上を占めます。その症状は様々で,頑固な咳,痰に苦しめられ,日常生活の質が損なわれる方から,繰り返す肺炎に悩む方,だんだんと肺の機能が低下し呼吸機能が低下する方,等,様々です。

近年欧米を中心にこの病気の病態解明が急速に進んできており,この病気は気管支に定着する細菌に対する過剰免疫と考えられています。治療は,菌を抑えるだけでは不十分で,気管支での強すぎる免疫反応を適切にコントロールしてゆくことが重要となります。

しかしこの病気のことを真剣に考え取り組んでいる施設はごく僅かで,つらい症状を訴えても,大した病気ではない,あるいは治療法がない,として治療して貰えない方が多いようです。
当院での治療は,軽い場合は抗菌薬(内服)のみでおさまることもありますが,症状が重い場合,入院して頂いた上で,点滴治療によって先ず重い症状を鎮め,その後外来で,その良好な状態を維持する治療を,一人一人の病状に合わせて工夫します。未だ全ての人に当てはまる一般的な治療法が確立できていないのが現状ですが,およそ2/3の方に,当院で治療を受けてある程度~非常に症状が楽になったと喜んで頂けています。

3.肺非結核性抗酸菌症

肺非結核性抗酸菌症は中高年女性を中心に最近増え続けており,年間の発生頻度は結核を追い越したと言われます。非結核性抗酸菌とは,結核菌もその一つである抗酸菌のグループの総称です。それらの菌の一部(主なものだけで5,6種類くらいあります)が人の肺に病気を引き起こし、これらを総称して肺非結核性抗酸菌症と呼びます。その原因の9割はMACと呼ばれる菌で,その場合別名を肺MAC症とも言われます。周囲への感染性はありません(御家族や周りの人にうつす危険はないと言うことです)。

症状は、最初は軽い咳、痰程度ですが、症状がなく健康診断で発見される方も数多くおられます。治療無しで全く進行しない人も一定数いますが、一部の人では進行し、肺がだんだん荒れて行くこともあります。

治療は原因菌により異なります。肺MAC症では3種類の薬の1年以上の服薬が標準と言われますが,ご本人の免疫力,体調管理(特に栄養に気をつける,ウォーキングなど身体を動かす)だけでほとんど治療を要さずに10年~20年無事に過ごしている方も少なくありません。とはいえ,要所要所で適切な治療が必要になる事が多いので,診断がついた後,定期的な通院をお願いしています。

4.肺癌の治療

【すみやかな検査】
肺癌は年々増加しており、大きな問題となっています。各種の癌の中では予後の厳しい病気だけに、病院の力量が問われます。我々は迅速に診断し治療に入ることを最優先に考えており、入院後原則10日以内に必要な検査を済ませます。

【外科治療が必要な場合】
 外科治療が適していると判った方の場合、当院呼吸器外科では早期例について胸腔鏡を使った負担の少ない手術に積極的に取り組んでおり、良い成績を上げていますので、御相談下さい。詳しくは呼吸器外科のページをご覧下さい。

【標準治療ときめ細かい調整】
それ以外の場合、化学療法、放射線療法、免疫療法,あるいはそれらを組み合わせた治療法を考えて行きます。今や抗がん剤治療には、有効性,安全性の確立した標準的な治療法がいくつもあります。また近年は免疫チェックポイント阻害薬というからだの免疫を強化して癌と戦う治療法も広まってきました。ただ副作用の懸念もあり,どなたにも,と言う訳には行きません。これらの治療法を組み合わせて,その方に最も適した治療方法をお勧めしております。薬の種類,量については、エビデンス(最新の学問的知見)を大事にしつつ、その方の病状、体力を考え、画一的ではなく、きめ細かい調整を行って行きます。なお,放射線治療,ガンマナイフなどが必要な場合は,近隣の系列病院と協力関係があり,スムースに行っています。
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