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研修内容(消化器内科)

一般研修目標
良質な研修には基本的な医療技術の習得のため、多くの症例を経験することが重要です。当院消化器内科は上部・下部消化管と肝臓疾患に豊富な症例を有し、ぜひともこのような環境で研修を開始されることを希望します。

診療体制
部長4名、常勤スタッフ7名、シニアレジデント1名

研修内容
[1] 上部消化器疾患
消化性潰瘍、胃癌、食道癌などの症例が多く、胃癌の早期診断・内視鏡治療においては全国有数の症例を有する。
[2] 肝胆道系疾患
ウイルス性肝炎・肝硬変・肝細胞癌、胆道疾患、膵臓がん、膵炎のみならず、自己免疫性肝疾患、劇症肝炎にも豊富な経験を有する。閉塞性黄疸に対する内視鏡的アプローチの症例も多く、幅広い研修ができる。
[3] 下部消化管疾患
大腸良性腫瘍・癌、感染性腸炎はもとより、近年増加中の炎症性腸疾患は外来・入院・手術症例数が全国トップである。当院では20年以上前から炎症性腸疾患専門外来を開設し、当院大腸肛門病センターと綿密な連携のもと、良好な治療成績を上げている。
[4] 研修の実際
研修医は10人前後の患者を受け持ち、指導医の下で診療技術と知識を習得する。消化器疾患の診療に必要な上部・下部内視鏡・腹部エコーについては毎日15から20名前後行われており、随時見学可能である。
[5] カンファレンス
消化器疾患全体(月曜夕方)、炎症性腸疾患(木曜朝)、炎症性腸疾患手術症例検討会(火曜朝)がそれぞれ週1回あり、新入院患者、問題症例の提示検討を行っている。病態は日々変化するので、随時指導医や部長と綿密に連絡して、迅速に治療方針の決定を行っている。腹部エコー、腹部単純レントゲン、上部下部内視鏡画像については十分な症例を経験できるが、基本的な読影方法についてはクルズスを予定している。
[6] 最後に
われわれの目指すところについて述べる。私たちの治療はトップレベルを目指すが、いたずらに数を競うことはない。論文やエビテンスを尊重しながら、それに溺れることがなく、患者さん中心であることを目指しているが、易きに流れることないように、と心がけている。必ずしも完全な治療を行えないことは決して恥ずかしいことではなく、最大限、患者さんの生活面、心理面にも配慮し、ひとりひとりの患者さんにとって最善の治療を行いたいと願っている。
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