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泌尿器科

担当医師紹介 外来診療担当表 診療実績

当院泌尿器科の特色

泌尿器科は腎臓、尿管、膀胱、尿道などの排泄器官と、精巣、前立腺などの生殖器官という多岐にわたる臓器の診断、治療を行っている診療科です。
若年者に多い膀胱、尿道炎から、高年者に多い前立腺疾患など幅広い年齢層の方が受診されます。受診された方が、安心して検査、治療が受けられるよう、わかりやすい説明をこころがけて診療を行っております。

当泌尿器科の医療方針

1.安全な医療をおこなう。
2.低侵襲な検査、治療をおこなう。
1) 血尿の原因検査でおこなう膀胱鏡検査は従来、硬性鏡といい金属製の硬い内視鏡であったため、苦痛を伴う検査でしたが、当院では軟性電子スコープを使用し苦痛を軽減しております。
2) 前立腺癌の診断は経直腸エコーガイド下生検が必要ですが、検査に伴う痛みがしばしば問題となります。当院では、全身麻酔下もしくは局所麻酔で痛みが軽減できるよう希望に応じた検査をおこなっております。
3) 腎結石・尿管結石に対しては、低侵襲な体外式衝撃波結石砕石術を入院でおこないます。

主要疾患と治療法

1.前立腺肥大症
【前立腺肥大症とは】前立腺は膀胱の下側(出口側)にある臓器で、男性ホルモンの影響を受けて大きくなります。前立腺の肥大によって、種々の症状が生じたものを前立腺肥大症といいます。
しかし、大きさと症状とは必ずしも一致しません。しばしば前立腺癌の合併が見られますが、前立腺肥大が癌化するわけではありません。
前立腺肥大症も前立腺癌も男性ホルモンにより増大し、発生年齢、臨床症状とも似たものが多いため、しばしば区別が困難です。
最近では外来採血で前立腺特異抗原(PSA)を測定することにより、早期に癌を見つけることが比較的容易になりました。以下のような症状を自覚される場合、泌尿器科受診をお勧めします。【前立腺肥大症の症状】典型的な症状としては、排尿時に勢いがなくなったり、排尿開始時にいきむようになったり、排尿回数が増えたりすることなどが挙げられます。
また尿を膀胱内から完全に出し切れなくなると、残尿感があらわれます。ひどくなると尿が出なくなることがあります(この状態を尿閉といいます)。【前立腺肥大症の治療】前立腺肥大症の治療方法は大きく内服治療と手術療法に分かれます。前立腺肥大症はQOL(quality of life; 生活の質)疾患といわれており、まずQOLを重視し、内服治療をおこない、効果が乏しい場合希望に応じて手術療法を施行していきます。

2.前立腺癌
【前立腺癌とは】泌尿器科領域における癌では、わが国においても最も多い癌です。前立腺癌は症状が出にくい癌ですが、有効な血液検査があり、この血液検査(前立腺特異抗 原:PSA)を契機とした発見が増えています。50歳を超えられて、一度も検査を受けたことがない方や前立腺癌が心配な方は泌尿器科外来を受診ください。【前立腺癌の診断】前立腺癌の診断は、PSA採血→直腸指診→前立腺生検のような流れでおこなっています。経直腸エコーガイド下12ヵ所生検を痛みのないように、希望に応じて、局所麻酔もしくは、無痛(全身麻酔下)で2~3泊の入院でおこなっております。【前立腺癌の治療】前立腺癌の治療法として、内分泌療法、外科療法、放射線療法があります。
当院では治療を受ける方の体力や生活習慣なども考え合わせ、泌尿器科、放射線科ともに治療に習熟した常勤医が治療に当たっております。

3.尿路結石
【尿路結石とは】腎臓、尿管などにある結石を尿路結石といいます。尿成分から析出される結晶が腎臓の内部表面に集まり生成されます。【尿路結石の症状】わき腹の痛み(側腹部痛)、特に疝痛といわれる激痛が多いです。しかしそれ以外にも見た目に確認できる血尿(肉眼的血尿)を契機に発見されることがあります。また排尿困難などの症状で発見されることもあります。【尿路結石の治療】尿路結石と診断されて痛みがある場合は、迅速に痛みに対する治療を行います。一般的には痛みをおさえる座剤が有効なことが多いです。治療で痛みのコント ロールがついてから、尿路にある結石をなくす治療法に移ります。結石のできる場所、大きさなどによって治療法が異なります。
長径5mm以下の結石は自然排石する可能性が高いので、まずは排石を促す薬物療法を行います。
結石の大きさが5mm以上の尿路結石は、当院では、入院で体外式衝撃波結石砕石術(ESWL)をおこないます(2010年4月から)。体外で発生させた衝 撃波を収束させて結石に伝え、結石を砂状に砕石する治療法です。砂状になった結石は、尿の流れとともに自然に排出されます。(ただし、巨大な結石や結石の 成分によっては適応のないものもあります。)当科の医療方針でもある、低侵襲(身体への負担が少ない)な治療の代表と考えております。
 
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